宮古島の海でよく見られる魚18選!
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みなさんこんにちは!
隆起珊瑚によりできた宮古島の周囲に広がる宮古ブルー。透明度が高く栄養豊富な海域なため、多種多様な魚が生息しています。本土沿岸の海では見ることができない、色鮮やかな魚なども多く目にすることができます。本記事ではそんな宮古島の魚についてご紹介いたします。
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宮古島の魚18選
宮古島の魚①ネッタイスズメダイ

ネッタイスズメダイは、浅瀬のサンゴ地帯に多く生息するスズメダイの仲間です。枝状サンゴやスズメダイの群れに紛れ込み住んでいます。体色は鮮やかな黄色を呈しており、胸鰭基底上端には黒い斑点があります。幼魚も生魚同様に鮮やかな色彩となっています。
宮古島の魚②アカヒメジ

アカヒメジは、水深20mほどのサンゴ礁やサンゴ礁外縁など、潮の流れがあるところに多く生息します。日中は群れをなし、海の中層を遊泳しますが、夜になると分散して行動します。体色は赤や黄色、白とバリエーション豊富であり、体側中央部には黄色縦帯が1本あります。
宮古島の魚③アミチョウチョウウオ

アミチョウチョウウオは、水深15m以浅のサンゴ礁地帯に生息するチョウチョウウオの一種です。他のチョウチョウウオより個体数が少なく、見つけるのが難しいです。頭部に黒色帯が一本通っており、体色は黄色地に網目模様を有しています。背鰭軟条部は、外縁を沿うように太めの黒色帯が通っています。体長は11cm前後です。
宮古島の魚④ウケグチイットウダイ

ウケグチイットウダイは、サンゴ地帯や岩場の浅瀬に生息しており、日中は孔内に潜んでいることが多いです。
体には大きな黒斑があり、多数の縦帯を有しています。体長は20cmほどです。
宮古島の魚⑤ウミガメ

ウミガメは、元来陸に生息していたカメが海へ進出した、海に生息するカメです。ウミガメは、陸亀とは異なり海中を泳げるように、手がヒレ状になっています。また、水の抵抗を軽減させるため、甲羅は流線形状になっています。海に生息していますが、陸亀の名残もあり肺呼吸のため、砂浜に訪れて産卵をします。市街地の光が少なく、自然豊かな海でしか産卵せず、宮古島の一部の天然ビーチに訪れて産卵を行います。国内ではアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイ、ヒメウミガメ、オサガメ、クロウミガメの6種が生息していますが、宮古島で確認できる種はアオウミガメ、アカウミガメ、タイマイの3種です。ウミガメについては、下記の記事にて詳細をご確認ください。
宮古島の魚⑥カクレクマノミ

ディズニー映画の「ファインディング・ニモ」にて、有名になったカクレクマノミ。実はニモのモデルになった魚は、近縁種であるオレンジクラウンフィッシュであるとも言われています。そんなカクレクマノミは、オレンジ色地の体色に白と黒の帯が走っており、イソギンチャクと共生していることが有名な海産魚です。浅瀬に生息していることから、シュノーケリング初心者でもすぐに見つけることができます。宮古島のシュノーケリングツアーに参加すると、高確率で出逢うことができます。
宮古島の魚⑦キイロハギ

キイロハギは、珊瑚礁や岩礁域に生息し、付着藻類を捕食する体長15cmほどのハギの一種です。キイロハギは、名前の通り、体色は黄色一色であり、尾柄部の可動棘が白色になっています。キイロハギに似た魚で、ヒレナガハギやゴマハギがいますが、黄色い体色と体高、背鰭、臀鰭が高いことから見分けることができます。美しい色彩のため観賞魚として利用されます。
宮古島の魚⑧クロナマコ

クロナマコは、その名の通り全身が黒色のナマコです。体表面から粘液を放出し、砂を被って身を隠す習性があります。体についた砂から有機物をこしとり、食べて暮らしています。
宮古島の魚⑨ゴマモンガラ

ゴマモンガラは、サンゴが群生する浅瀬に生息する、体長が50cmにも及ぶ大型の海産魚です。幼魚の時は流れ藻についたり、潮溜りで生息したりします。頭部から鰓前部にかけて暗色帯がのびており、背鰭、臀鰭、尾鰭外縁は黒く縁取られています。
宮古島の魚⑩シマハギ

シマハギは、稚魚、幼魚ともに本州から九州沿岸の太平洋にかけて生息する普通種であり、サンゴ礁や岩礁にて付着藻類を食べながら暮らしています。幼魚、成魚ともに潮溜りに多く生息しており、大群を成します。体色は全体的に淡く、5、6本ほどの黒色横帯を有しています。鱗には模様や色がなく、光に当たると銀色に光りとても綺麗な魚です。体長は20cmほどです。
宮古島の魚⑪セグロチョウチョウウオ

セグロチョウチョウウオは、主にサンゴ礁域に生息しており、体長が30cmにも至るチョウチョウウオ類の中でも大型の種です。内湾を好んでおり、太平洋岸に分布します。幼魚期は、眼を通るように黒色帯が走りますが、成魚になると不明瞭になり、体後方および下方は白く縁取られてあり、尾部先端は赤みを帯びます。臀鰭は黄色を呈しており、腹部には数本の青色縦線があります。
宮古島の魚⑫セナスジベラ

セナスジベラは、浅瀬のサンゴ地帯や岩礁に生息しています。夜間は岩やサンゴの陰で休んでおり、日中に活動的になります。名前の通り、背中にあたる体上部が、黒あるいは桃色斜帯が数本あります。頭部には、赤の斑模様があります。体長は15cmほどです。
宮古島の魚⑬ツノダシ

ツノダシは、見た目はチョウチョウウオに酷似していますが、全くの別種です。ニザダイ科と近縁の種であり、似た形態形質をもっていますが、尾柄部の棘がありません。背鰭第3棘が長く伸びており、ツノが出ているように見えるためツノダシという名前なのでしょう。
幼魚は、本州南部から南下に生息します。眼隔部には小さな突起を有しており、尾鰭が黒いのも特徴的。群れをなすこともあるため、他種とは簡単に区別できます。体長は20cmにも至ります。
宮古島の魚⑭デバスズメダイ

デバスズメダイは、沿岸のサンゴ礁地帯で頻繁に目にすることができる、体色が鮮やかな青緑色の普通種です。アオバスズメダイと似ていますが、デバスズメダイは胸鰭腋部に黒色斑をもたないため、簡単に区別できます。成魚でも7cmほどしかなく、幼魚期は大きな枝状珊瑚付近に生息しており、危険を感じるとその中に身を潜めます。
宮古島の魚⑮ハマクマノミ

ハマクマノミは、全長12cmほどのサンゴ礁付近のイソギンチャクと共生する海産魚です。クマノミの仲間ですが、体部には白色横帯がなく、頭部に幅広めの白色横帯があります。
宮古島の魚⑯ホンソメワケベラ

ホンソメワケベラは、岩礁域に生息しており、付着藻類を食べながら生活しています。クリーニングを行うことが有名で、大型魚に捕食されることはありません。体長は10cmほどで、目から尾にかけて1本の縦帯があります。
宮古島の魚⑰ムラサメモンガラ

ムラサメモンガラは、浅瀬にあるサンゴ礁に生息する体長20cmほどの普通種です。特に、砂地や岩礁に多く生息するので、シュノーケリングでその辺りを探してみると発見することができます。上顎後方に青色帯が伸びており、さらに後方は胸鰭基部下方にかけて三角形の黄色帯が走っています。尾柄部には3列の小棘があり、眼から胸鰭にかけて青色線が3本あります。
宮古島の魚⑱ミスジリュウキュウスズメダイ

ミスジリュウキュウスズメダイは、サンゴ礁地帯や砂底に生息するスズメダイの仲間であり、枝状サンゴに住んで他の種のスズメダイの群れを作ることもあります。体長が7cmほどであり、体色が白く、頭部から体部に向けて3本の黒色横帯が走ります。背鰭の縁から鰭膜中央が黒く、背部が淡くなっています。ヨスジリュウキュウスズメダイと酷似していますが、ミスジリュウキュウスズメダイは尾鰭が淡色であり、黒色横帯がないことから区別することができます。
さいごに
宮古島の魚についてご紹介いたしました。いかがだったでしょうか。色鮮やかな熱帯魚から、本土の海にも生息する馴染み深い魚もいましたね。シュノーケリングでじっくり観察してみたり、宮古島には人気のお寿司屋さんもあるので島料理を味わうのもいいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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