宮古島の観光スポットの新城海岸-

新城海岸（あらぐすく海岸）の風景

新城（あらぐすく）海岸とは

新城海岸とは東平安名（ひがしへんな）崎の北西4キロにあるビーチの長さ700mほどの砂浜です。沖合500mまでサンゴ礁の浅瀬が続く「イノー（礁池）」と呼ばれる独特の地形で、サンゴ礁の周縁が外海からの波浪を防いでいるため、干潮時は波穏やかな天然のプールとなります。ビーチがきれいだし、海水の透明度抜群で、敷き詰められたようなユビエダハマサンゴの群生が広がり、そこには熱帯魚たちが群れています。というわけで、近くの吉野海岸とともに、宮古島のシュノーケルスポットとして人気です。さらに夏は南風の入らない、べた凪の海になりますので、子ども連れでも安心して遊べます。

新城海岸の行き方

空港から県道243号線を経た後、一周道路と呼ばれている県道83号線へ突き当たります。そこを右へ曲がります。

その後まっすぐ進みます。

「新城海岸」の看板を左折し坂道を下ります。

駐車場は30台分ほどありますが、ハイシーズには満車となるので、有料駐車場や途中の坂道に路駐することになります。

駐車場・シャワー・更衣室・トイレは無料です。

入場料も不要です。更衣室は男女とも各2名づつしか利用できません。ビーチに来る前に着替えておくのがおすすめです。シャワーも屋外設置ですので、水着を脱いで…という使い方はできません。近くにはコンビニなどはありませんので、お買い物は市街地のいるうちにすませましょう。ただし、ハイシーズンならば、なんでもそろう移動販売車がいます。食事もできます。

新城海岸の詳細

宮古島は夏になると南風が吹きますが、新城海岸は北向きなので、南風の影響を受けません。海面はべた凪になります。新城海岸のベストシーズンははそんなわけで8月です。遠浅のサンゴ礁はシュノーケリングやSUPには最適です。干潮時には浅くなりすぎるので、満潮時を狙いましょう。ルリスズメダイ、ソラスズメダイなど、美しい小さな魚がいっぱいいます。チョウチョウウオやヤマブキベラなどの10～20cm大の様々な魚が、足元にいっぱいいます。イソギンチャクに住むカクレクマノミもいます。クマノミのいるポイントにはオレンジ色のブイがあり、見つけやすくなっています。アウトリーフ周辺はウミガメの生息地になっており、ウミガメが見たい人にはお勧めです。最大体長2m以上のシイラの群れに遭遇できるかもしれません。リーフの内側なら、お子様が流されたり、溺れる心配がないため、逆に干潮時が最適です。リーフの尽きるところまで行くと、50cmを超える大きな魚も泳いでいます。新城海岸は海水浴場に指定されているところではありませんので、何があっても自己責任になります。自分自身で危険を避ける行動を心がけてください。新城海岸は近隣のビーチと違って、業者さんが営業にしのぎを削る様子がなく、落ち着いて過ごせると、好評です。

新城海岸の遊び方

ビーチパラソルが充実していたり、宮古そばなど手作り料理を楽しめる売店やお好み焼き屋さんなど移動販売車がいろいろあります。のんびり散歩したり、海を眺めながらお弁当を食べるだけでも、十分すぎるほど幸せなひとときが味わえます。新城海岸といえばシュノーケリングですが、冬もウェットスーツを着るだけで、1年中楽しめます。シュノーケリングポイントはすぐ目の前なので、初心者にも安全に楽しめます。ビーチの売店ではシュノーケルセットやウェットスーツの貸し出しも豊富にあります。身一つで出かけてシュノーケリングが楽しめます。

ビーチエントリーのシュノーケリングツアーも催行されています。（干潮時には行先を他の海岸に変更して催行されます）ほかに、カヤックツアーやシュノーケリングとカヤックを組み合わせたツアーもあります。サンゴ礁は素足は大変危険です。鋭利な角ですっぱり切れて出血してしまいます。マリンブーツはぜひともレンタルしましょう。また、安全のためライフジャケットかウエットスーツも必ず着用しましょう。毎年6月～9月はハブクラゲ注意報が発令されます。そのころは、できるだけ肌の露出を抑えた格好を心がけてください。

新城海岸付近の施設

オーシャンリンクス宮古島

海岸近く、東平安名崎の方角にゴルフ場があり、クラブハウスの大浴場、レストランが利用できます。大浴場は大人／1,000円です。住所：宮古島市城辺字保良940-1 TEL: 0980-77-8012 営業時間： 12：00～21：00(大浴場・サウナ)

新城海岸の基本情報

名称	新城海岸
所在地	沖縄県宮古島市字新城（MAPで見る）
アクセス	宮古空港から車で30分
駐車場	あり
食事（周辺）	あり
トイレ	あり