宮古島の観光スポットの東平安名崎(平安名崎灯台)-
東平安名崎(平安名崎灯台)の風景
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東平安名崎とは

宮古島の東南端にある岬の地名です。太平洋、東シナ海に面しており、琉球石灰岩のカルスト地形に固有の植物たちが生い茂る雄大な自然の姿を見ることができる宮島を代表する観光スポットです。東平安名岬とも言われています。2007年に国の史跡名勝天然記念物に指定されており、また日本都市公園百選の一つにも選ばれています。
東平安名崎への行き方

宮古市街地から車で約40分。公共交通機関はありませんので、車か観光ツアーバスで訪れることになります。
東平安名崎の詳細

東平安名崎には呼び名がいくつかあり、沖縄の方言で東のことを“あがり”というので、“あがりへんなざき”と呼ぶ人もいます。また宮古島の方言では“あがりぴゃうなざき”とも呼ばれています。宮古島で一番東にあることから、日の出の名所として元旦には多くの人が訪れます。 琉球石灰岩の切り立った海食崖は荒々しく、覗き込むと眼下約20メートルのところに海面が見えます。岬周辺の海域はサンゴ礁に覆われており、天気が良い日にはそのサンゴ礁と透き通ったコバルトブルーの海、空、崖、周りの植物との色彩のコントラストがとても美しいです。幅200メートル、長さ2キロほどで平らな地形をした岬一帯には県の天然記念物“テンノウメのジュウタン”、“イソマツ”という植物に覆われており“東平安名崎の隆起珊瑚礁海岸風衝植物群落”として沖縄県の天然記念物に指定されています。

また4・5月には群生したテッポウユリが咲き乱れ観光客の目を楽しませています。 岬の先端には全国に16しかない“のぼれる灯台”の一つがあり、観光客に人気となっています。昭和42年に建てられた灯台は高さ25メートル、水面からは約43メートルの高さにあり、何も遮るものがなく、太平洋、東シナ海とはるか遠くまで360度のパノラマが見渡せます。特筆すべきは灯台からの眺め周囲320度は海なので、水平線が丸く見える体験をすることができることです。 岬の周辺に広がるサンゴ礁のリーフには幅が6~8mほどある大きな岩がごろごろと転がっている風景をみることができます。この岩は1771年におこった明和の大津波で打ち上げられたものと言われ、“津波岩”とも言われています。灯台までの遊歩道の脇に伝説の美女マムヤの墓という大きな岩がぽつんとあるのですが、この岩も津波によって打ち上げられた津波岩の一つと考えられています。

美女マムヤの伝説についてはこの岩のそばに詳しく書かれています。大まかなストーリーは「昔この近くの村に機織りの上手な美女マムヤが暮らしていました。彼女は美人というだけでなく、とてもいい香りがする女性でした。ある日、琉球から派遣された妻子ある役人がマムヤを見初めて恋仲になりますが、周りに諭されて“やっぱり臭くても妻のほうがいい”といってマムヤを捨てました。裏切られたマムヤはこんな悲しいことが二度と起こらないように、この村に二度と美人が生まれませんように、と願いをかけて、ここ東平安名崎の崖から身を投げました。」ということです。
東平安名崎の遊び方

太平洋、東シナ海から吹き付ける大きな風を感じながらお散歩をするのが一番のおすすめです。断崖絶壁の岬の先端にある灯台からは丸くなった水平線を見ることができるので、こちらも外せませんね。灯台は17時までで料金は200円です。夜は周りに商業施設など光を発するものがほとんどなく真っ暗になることから、星空スポットとしても人気があります。晴れた夜には天の川がはっきりと見えることでしょう。 駐車場そばの広場に子供向けの遊具が設置されています。(一部壊れていますので使用には注意が必要です。) 芝に覆われた広場にはテレビゲームのスーパーマリオを思い起こさせるトンネルが掘られており、子供たちに人気です。途中に出口が何か所かあり、モグラになった気分でちょっとした地下探検に出かけることができます。大人は相当腰をかがめるか、四つん這いでないと動けない高さのトンネル内を移動することになりますので、ちょっと大変ですが童心にかえって追いかけっこや探検遊びができて楽しいです。汚れてもよい・運動ができる服装でのご利用をおすすめします。

観光シーズンには駐車場脇にフードトラックが来ているので、軽食を取ることもできます。 東平安名崎までの道のりではコンビニを見かけることがありませんし、フードトラックでは沖縄そばやタコライスも販売されているので、観光客にはうれしいですね。公衆トイレの近くには自動販売機もあるので、飲み物はここで買うこともできます。
東平安名崎付近のおすすめ施設
保良漁港
東平安名崎を観光してそのきれいな海に出たくなったら岬の手前、崖の下にある保良漁港に行ってみるのもおすすめです。遠浅の海なので、SUPやカヤックで出るのもいいですし、漁港内での釣りも楽しむことができます。沖縄のお魚、ガーラやタマンが良く釣れるようです。
吉野海岸
シュノーケリング派の方には東平安名崎から車で北上すること約10分の吉野海岸がおすすめです。宮古島で一番のシュノーケリングポイントとして知られる吉野海岸はエメラルドグリーンの透き通った海に白い砂浜を思いっきり満喫できるスポットです。シュノーケリング中にウミガメに会える確率もかなり高いそうです。駐車料金500円に施設使用料とビーチまでの送迎料金が含まれています。シュノーケリンググッズレンタルショップ、売店もあります。
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東平安名崎の詳細
| 名称 | 東平安名崎 |
| 所在地 | 沖縄県宮古島市城辺保良(MAPで見る) |
| アクセス | 宮古空港から車で31分 |
| 駐車場 | あり |
| 食事(周辺) | あり |
| トイレ | あり |
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