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    池間島の観光スポットの池間湿原-

    池間湿原の風景

    池間湿原 池間湿原
    池間湿原 池間湿原

     池間湿原とは

    池間湿原

    地元ではユニムイ(砂盛)と呼ばれ、38haの広さがある沖縄県最大の湿原です。池間島のちょうど中央にあり、島の面積約290haの13%を占めます。 池間湿原は、平成13年 (2001年)に環境省の「日本の重要湿地500」に選ばれ、平成23年(2011年)に「池間鳥獣保護区」として池間島全体が国指定鳥獣保護区に指定されています。 今では、岸辺に鉄骨造りの展望台があり、アクセス道路や駐車場もあります。ただし、腐植土の堆積や周辺からの土砂の流入により湿原の面積は次第に小さくなっています。そこで2019年から6年計画で堆積物を浚渫し、水域を拡大する事業を実施しています。 池間島は、もとは島の真ん中に水路があって、二つの島に分かれていました。その水路では、エビや魚などが獲れる、島民の食糧庫だったのですが、その二つの島の間に砂が堆積し、いつしかつながってしまったのです。

    池間湿原

    明治のころには入り江の北側がふさがり、南に口を開けた入り江「イーヌブー」(北の入り江)になっていましたが、大正13年(1924年)から昭和9年(1934年)にかけて、入り江の入口が干拓堤防によって仕切られました。これにより約20haの干拓地ができ、残りの部分が汽水の沼地になりました。次に、昭和38年(1963年) から昭和57年(1982年) 入口付近が埋め立てられ、この時入り江は外海と遮断されて淡水化しました。今では、水草が繁茂し、秋から冬にかけてはガン・カモ類やサギ類など、多くの渡り鳥たちの餌場や休憩地になっています。今ではバードウォッチングのメッカです。

    池間湿原(展望台)へのアクセス

    池間湿原

    池間湿原は、島の中央の大きな面積を占めていますが、なかなか近づくことができません。ここでは展望台へのルートをご案内します。バスは運行していませんので自動車利用のルートです。 池間大橋から島に上陸し約300mのところで右折。そのまま約2kmでフナスク(船越)海岸駐車場に着きます。ここで左折です。(農道に入ります。) ※ 池間湿原(展望台)にはトイレはありません。トイレはここ駐車場ですませましょう。 左に未舗装の道があるので、そこを左折します。(標柱あり)フナクス海岸駐車場から歩いても数分の距離、約600mです。すれちがい不可の道で、轍が掘れており、両側から背丈の高い草木がせまっているため、見栄えを気にする車なら入らないほうがいいと思います。運転に自信のない方もフナスク海岸駐車場に車を止めましょう。 湿原を見渡せる鉄骨造りの展望台があります。かつてここには観察小屋があったのですが、朽ち果てて、2009年に鉄骨造りの展望台に建て替えられました。屋根がありませんので、直射日光対策をお忘れなく。こういうところにありがちな大型双眼鏡なども備えられてはいません。バードウォッチングをしたいなら、自前の双眼鏡や三脚付きのフィールドスコープなどをお忘れなく。あと、県外では見かけない生物がいっぱい出てくるので、できれば各種ポケット図鑑があればいいですね。留鳥のムラサキサギなんかが見れたりします。

    現在の湿原

    湿原は、自然が手つかずで今に残されたもの…ではなく、昭和になって水路を締め切り、港湾整備工事をした結果、海水が干上がってできたもので、さらにその後放置されました。海だったところが淡水化し、今では野鳥や植物の楽園になっています。湿原は一時期、水田となっていましたが、水田跡が湿性草原になっています。池の水位は夏に最高になり、冬最低になります。水の海への出口はありません。夏の水深は約95cm。池の底は石灰岩の岩盤であるようです。

    池間湿原の生物

    鳥類

    ハシビロガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、シマアジ、オオバン、クロツラヘラサギ、アオサギ、ダイサギ等が見れます。サシバ、ミサゴなどの猛禽類もいます。ムラサキサギやオオクイナについては繁殖も確認されています。最近では2020年1月にオオハクチョウが飛来しています。

    昆虫

    水生昆虫が豊富です。 チョウ ベニモンアゲハ、リュウキュウアサギマダラ、ルリタテハ、オオゴマダラ トンボ リュウキュウベニイトトンボ、ムスジイトトンボ、タイワンウチワヤンマ、アオビタイトンボ、アメイロトンボ アメンボ セスジアメンボ ゲンゴロウ チビコツブゲンゴロウ、ヒメフチトリゲンゴロウ、コガタノゲンゴロウ、トビイロゲンゴロウ ガムシ コクロヒラタガムシ、クロヒラタガムシ

    魚類・甲殻類

    湿原が海の入江だった時代はブダイ・タコ・ナマコ・カニなどが生息していました。湿原となった今は、外来の淡水魚であるテラピアやグッピーが繁殖しています。また、オカガニがたくさん生息しており、5月~10月の満月前後に、池間湿原から浜辺の外周道路を横断するようすが有名です。ゾエア幼生を海に放すためにオカガニの大群が陸地を移動します。ヤシガニも棲息しています。オカガニとヤシガニは陸上で暮らしますが、産卵(正確にはゾエアを海中に放つ)の時は、海岸に行き、体を海水に浸しての中で振るわせて幼生を海に放ちます。また、脱皮の際も水のあるところでないと生活できないので、水際で暮らします。

    植物

    海の入り江だったときは、オヒルギ・メヒルギ・シマシラキなどのマングローブ植物が分布していました。 今はタチアワセンダングサ、ハマボッス、ノアサガオ、ウスベニニガナ、ホソバワダン、クワズイモ、ムラサキカタバミ、クワなど植生が全く変わりました。

    池間湿原付近の施設

    フナクス海岸

    シュノーケリングスポットとして人気のビーチ、フナクス(ブロック)ビーチです。美しい白砂の海岸です。エダサンゴにスズメダイ、カクレクマノミなど、水中は色とりどりの素晴らしい世界です。 管理員がいないので、すべて自己責任です。事故の無いようお気を付けください。駐車場があり、トイレもあります。シャワーや売店はありません。

    池間大橋駐車場

    駐車場が休憩スポットであるとともにエメラルドブルーの絶景が楽しめます。駐車場の売店屋上からは、橋の全景と大神島、伊良部島が望めます。また、売店横から砂浜に降りることもできます。 池間島の観光地のほとんどがトイレなどありませんので、ここを出発点として活用するのがいいでしょう。

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    池間湿原の詳細

    名称 池間湿原
    所在地 沖縄県宮古島市平良字池間(MAPで見る
    アクセス 宮古空港から車で31分
    駐車場 あり
    食事(周辺) なし
    トイレ あり

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