宮古島の観光スポットの川満マングローブ-
川満マングローブの風景
![]() >マングローブ林 |
マングローブ川 |
石の道 |
マングローブ川の上にある端 |
出典:4travel
川満マングローブ(ウプカーマングローブ)とは
<2020年6月現在 木道が破損しているため閉場中です> 川満(かわみつ)は、大川(ウプカー)湧水から海にそそぐ水路があり、その淡水と海水の混じりあう汽水域の両側にマングローブが密生しています。マングローブとは、亜熱帯の汽水域にはえる植物群のことです。川満ではヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギなどを間近で見ることが出来ます。自然分布の北限であるヒルギダマシ群落もあります。 川満マングローブは島尻マングローブ林や伊良部島とともに有名なマングローブ林です。他の島内二つのマングローブ林や八重山のマングローブ林と比べて規模は小さいですが、市街地にあり、すぐに見に行けるマングローブです。長さ約390mの木道が整備されており、手早く回れば所要時間は10分ぐらいです。木道を終点まで歩けば川満漁港に行き当たります。
川満マングローブの行き方
宮古島空港から国道390号線を下地地区に南下する道沿いにあります。与那覇湾の、川満漁港の一角です。「川満」という交差点のすぐそばで、黄色の点滅信号 海側に駐車場があり、その奥が川満マングローブです。 気軽に寄ることのできる観光ポイントです。トイレ、売店などはありません。
川満マングローブの詳細
漁港の防波堤沿いに整備された高さ2m前後のヤエヤマヒルギが生育しています。さらに漁港北側の海岸岩場でも小さな群落がみられます。数十年前実施された植樹活動によりマングローブ自生地が拡大しました。島尻と比べればかなり小規模です。 遊歩道の途中には、展望デッキとあずまやが設けられています。展望デッキの先で遊歩道は2股に分かれます。一段高いところに設けられた展望デッキからはマングローブ林を一望することが出来、野鳥観察には最適です。屋根が付いている休憩所もあるので、気分のいい一休みができます。 左手の遊歩道を進むと途中で石造りの道に変わります。ここは満ち潮の時は水没するため通行できません。濡れているときは、石が大変滑りやすいので要注意です。また、湿度の高い環境とともに白アリの食害もあって、木道は劣化が早いため、足元は常に注意して歩いてください。 川満マングローブに隣接する形で、川満ウプカーと呼ばれる井戸があります。この井戸から湧く水はマングローブ林を通って与那覇湾へと流れ出しています。川満ウプカーの水量の豊富さはまさに川満の名のとおりで、独特の生態系を作り出す元となっています。 その泉源の上、道路沿いにウプカー(大川)御嶽があります。『水の神様』です。日照りが続くと雨乞いが行われるそうです。
川満マングローブの生態
オヒルギ
樹高5m~10mと高めです。姿が男性的というところからついた名前です。地上に根を張り巡らせます。タコ(ウィンナー)のような赤いがくが特徴です。でも花は白いです。 マングローブの中で陸側に育ちます。
ヤエヤマヒルギ
河口近くには、ヤエヤマヒルギが見受けられ、青い海にたたずむ姿はまた南国的です。一本の幹の根元からたこ足のように根が出ています。葉の先端はとがっています。樹高4m~8mになります。マングローブ林の海側に育ちます。
メヒルギ
2m~5m。樹形が清楚であるということからついた名前です。マングローブの中では陸側に育ちます。
川満マングローブの生物
潮が引いた干潟にはシオマネキやミナミトビハゼがちょこちょこ姿を見せてくれます。オオアシハラガニモドキやヒメシオマネキ、ルリマダラシオマキネギ、ミナミベニツケガニやフタハオサガニ、クマドリオウギガニ、ハクセンシオマネキ等、様々なカニも姿を現します。オオゴマダラなどの美しい蝶々、水辺に降り立つ野鳥たち、 カニが見たければ引き潮の時間を狙って行くといいです。 生物を紹介する看板がところどころ用意されています。
川満マングローブ付近の施設
軽食・パーラー てんとむし
濃厚マンゴージュース、ドラフルジュース、ゴーヤレモンジュースがおいしい。名物ぜんざいは、黒糖味のかき氷、白玉とあんこがびっしり!「川満」交差点から500m南へ、海側。「ぱいばら食堂」手前右折 TEL: 090-1943-9932 営業時間:10:00-20:00 定休日:不定休 住所:宮古島市下地字川満558-16
ぱいばら食堂
以前は「まえはま・前浜」にあったお店です。宮古島の家庭の味のお店です。寛げる食堂です。国道沿いのお店。「川満」交差点から500m南へ、海側。 TEL: 0980-76-3390 営業時間:11:00-17:00 無休 住所:宮古島市下地川満558-24
サニツ浜ふれあい広場
与那覇湾(通称サニツ浜)は干潮時に広大な干潟が出現します。2012年にはラムサール条約の登録湿地となり、渡り鳥が観察地として知られています。浜では6月の宮古馬による競馬が有名です。 公園内には、大きな宮古馬のモニュメントが出迎えてくれます。 川満の対岸になります。 川満からは、国道390号上池交差点を直進。道なり1km先を右折、すぐ左折。600m先二股を右方向、後300m
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川満マングローブの詳細
| 名称 | 川満マングローブ |
| 所在地 | 沖縄県宮古島市下地字川満(MAPで見る) |
| アクセス | 宮古空港から車で5分 |
| 駐車場 | あり |
| 食事(周辺) | なし |
| トイレ | なし |
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