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    宮古島の観光スポットの地下ダム資料館-

    地下ダム資料館の風景

     

    地下ダム資料館

    ダムの地図

     

    地下ダム資料館_

    ダム料金

     

    地下ダム資料館

    施設の入り口

     

    地下ダム資料館

    地下ダムのトイレ

    地下ダム資料館とは

    世界初の大型地下ダムとして知られている宮古島の地下ダム。宮古島は隆起サンゴの琉球石灰岩でできているため、当時は水を貯めづらくすべて海に流れてしまいました。それを地下に貯めて農業用水と緊急時の防火用水にできるようにしたのが宮古島の地下ダム。この地下ダム資料館では、ダムの構造や技術などを文字だけでなく、映像、解説で学べます。他にも宮古島の地層模型を再現されており、大人も子供も楽しめる宮古島にとって重要な施設です。

    地下ダム資料館への行き方

    宮古空港からですと、県道195号線を南東に進み、野原越の交差点を右折して県道78号線・国道390号線で城辺福里地区まで車でおよそ20分。国道390号線沿いの福里バス停(東平安名崎方面行き)の50m先を右折し、施設案内標識に従い進むこと約5分で到着します。

    地下ダム資料館での遊び方

    宮古島の地下ダムの技術はとてもすばらしいのでぜひ一度地下ダム資料館でその構造、技術を聞いてほしいです。なぜ琉球石灰岩でできた宮古島なのに水量が豊富なのか、地下にどうやってダムがあるかなどしっかり理解できます。地下ダムの模型や映像を使ってわかりやすく解説されています。また野外展示場では地下ダムの壁が見えるようになっています。

    宮古島の立地特性

    サンゴ礁が隆起してできた宮古島。山がなく平坦であることと、透水性の高い琉球石灰岩からなることから、雨水は直ぐに地下に浸透してしまいます。そのため、島には川と湖がなく、古くから水の乏しい島として位置づけられてきました。 宮古島では年間2,200mm(3.6億トン)もの降雨量がありますが、その多くは夏場の台風によるもので、半分は蒸発し、40%(1.4億トン)が地下水となり、残り10%は海へ流れていきます。豊富な地下水も、地下水盆に貯留される一部を除いてほとんどが海へ流れ出てしまうのです。 川も湖もないことから、上水道の整備が完了した1967年より前までは生活水は雨水や「ガー」と呼ばれる洞窟や海岸断崖の湧水に頼っていました。農業用水は降雨に依存していましたが、過去の記録では4年に一度の頻度で干ばつが発生していました。特に1971年には185日間の降水量が162mmという大干ばつに見舞われました。天候に左右されやすいことから、水をいかに安定的に確保するかが島の喫緊の課題でした。

    農業用水源開発計画と地下ダム構想

    大干ばつの翌年の1972年には沖縄の本土復帰が実現し、これを契機に内閣府沖縄総合事務局は「与那覇湾淡水湖化計画」と「地下水開発計画」の2つの国営農業用水源開発計画を検討しました。淡水湖化計画は漁業関係者の反対により中止されましたが、地下水調査の方では、地質の特性を利用して地下に水を貯める構想が浮上しました。 宮古島の地質については次のように紹介されています。 地質は大きく3つに分かれています。深層部は、150万年以上前に形成された島尻層で不透水の泥岩となっています。その上は琉球石灰岩で、サンゴ・貝殻等が堆積して形成された50m程度の岩の層。地表面は島尻マージという60cm程度の赤土の耕土層になっています。 地下水調査によって宮古島南東部には複数の断層があることが確認され、不透水の島尻層と断層によっていくつもの地下谷が形成されていることがわかったのです。もし、海へ流出する地下水を止水壁によって堰き止めることができれば、地下谷の琉球石灰岩層に水を貯めることができます。地下に貯まった水は、ポンプで汲む上げることで農業用水に利用できるというわけです。

    実験地下ダムと実用地下ダム

    小規模なものであれば地下ダム建設は先例があるものの、宮古島で構想された規模のものは前例がありません。施工の方法と技術を開発するため実験的に地下ダムを整備することになり、1979年に完成したのが堤長500m、総貯水量70万㎥の皆福地下ダムです。この実験を踏まえてより規模の大きい地下ダム建設への道が開かれました。 資料館には地下ダム建設の施工方法を紹介した模型が展示してあります。また、地下ホールには、宮古島の地層断面模型(10分の1)を再現し、地下深度70mの実物ボーリングコアー等が展示されています。 水をめぐる苦難の歴史を経て、皆福地下ダムの実験の後に建設された地下ダムは2箇所、建設中が1箇所になります。 ・砂川地下ダム(2001年完成):堤長1677m、総貯水量 950万㎥ ・福里地下ダム(2001年完成):堤長1790m、総貯水量1050万㎥ ・仲原地下ダム(2009年着工):堤長2350m、総貯水量1050万㎥(建設中)

    ダムカードを手に入れよう

    ダムカードとは、ダムの広報活動の一環として、2007年度から国土交通省と独立行政法人水資源機構が管理するダムにおいて配布が始まったものです。 地下ダム資料館では、建設中のものを含め、次の4種類のカードを入手することができます。ただし、皆福と砂川地下ダムには、現場に行った証拠写真を窓口に提示することが必要です。それぞれ行き方を確認して4枚揃えてみてはいかがでしょうか。 ・皆福地下ダムカード ・砂川地下ダムカード ・福里地下ダムカード ・仲原地下ダムカード(建設中)

    宮古島の農業

    地下ダム建設と送水施設等の整備によって、宮古島は「水なし農業」から脱却するこができました。その果実は、さまざまな形で現れています。農業従事者の労働軽減、作物の生産性の向上、高収益作物への転換などです。さらに、農業の将来性に期待が持てることから、新規就農者も増えてきているようです。

    地下ダム資料館付近の施設

    地下ダム資料館を一通り見終えたら、併設する福里地下ダムの設備をぜひ見ておきましょう。資料館に到着するときに、まず目に入る溜め池のような設備、これが福里地下ダムの水位水質監視施設です。 止水壁の構造の説明板がありますので、実物と見比べてみましょう。止水壁は50cm程度の厚みですが、これが地下に約1.8kmに渡って続いているのですね。

    地下ダム資料館の詳細

    名称 地下ダム資料館
    所在地 沖縄県宮古島市城辺福里1645-8(MAPで見る
    アクセス 宮古空港から車で24分
    駐車場 あり
    食事(周辺) あり
    トイレ あり
    開館時間 夏期(4月~9月):9時30分~18時15分

    冬期(10月~3月):8時30分~17時15分

    休館日 毎週月曜日 ・年末年始(12月29日~1月3日)
    料金 〇通常料金 一般:300円 高校生・大学生:200円

    小学生・中学生100円

    〇団体料金 一般:250円 高校生・大学生:150円

    小学生・中学生:50円

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